2013年10月11日金曜日

飛行機模型(ダイキャスト製)紹介 「ボーイング777-300ER」

前回からやっております、飛行機の模型を紹介していくコーナーですが今回は前回と同じくボーイング社の旅客機を紹介したいと思います。
今回は「ボーイング777-300ER」という旅客機です。
現在(2013/10)ボーイング社の最新鋭旅客機として話題になっている「ボーイング787ドリームライナー」をご存知でしょうか?
バッテリの問題等でも話題になっていましたが、このボーイング最新旅客機である「787」の1シリーズ前の前の機種が「ボーイング777-300ER」となります。
ボーイングの旅客機の機種名は1958年に路線就航した「ボーイング707」から717・・727・・と連番になっており(一部例外あり)、今回はその中から「ボーイング777-300ER」を紹介したいと思います。
ちなみに777の部分は「トリプルセブン」と読みます。

旅客機は当然ながら大型であればあるほどより多くの人数を乗せることができきますが、それが全てではありません。
車と同じように燃費や長距離飛行性能など路線によって必要となる機種は変わってきます。
大型旅客機でも席がガラガラでは航空会社も運営することができません。
他の航空機メーカーとの競争もありますので、より航空会社から需要がある旅客機を作ることを目標としています。
でないと航空会社に買ってもらうことができないからです。
双発機となるボーイング777(Wikiより)


当時ボーイング社はエアバス社の脅威にさらされていました。
前回紹介したボーイング社の大型旅客機「747」は、その当時世界最大の旅客機でしたが、エアバス社のA330A340など、「747」ほど座席数はないが同等の飛行性能を持った旅客機に燃費で劣っていたりと性能面での差を感じていました。
そこでボーイング社はそれに対向するため、「747」と中型機である「767」との間に位置する「777」の開発を行ったのです。
航空機開発は運用する航空会社の要望を仕様に盛り込み、利益が出る分の受注を受けてようやく開発することができます。
エンジンが4機ついているボーイング747(Wikiより)

そうして完成した「777」は、大型ジャンボジェット機である「747-400」よりも胴体が長く、双発機としては世界最大の旅客機となって生まれたのです。
双発機というのはこれまで片方の羽に2機ずつ付いていたエンジンを1機ずつ、計2機搭載していることを言います。
双発機のメリットとしては、エンジンの数が減りますので当然部品点数も減るということで、それにより製造するにも整備するにもコストを削減することができます。
こうして「777」は両翼に大きなエンジンを付けた胴長の旅客機となったのです。

「777」も派生型があり、「777-100」、「777-200」、「777-200ER」、「777-200LR」、「777-300」とあり、私が模型を持っている「777-300ER」は「777-300」の航空距離延長型となりエアバス「A380」、ボーイングの「747」に続き世界で3番目に大きい旅客機となります。
それでは私のコレクションをご覧ください(笑)。
ボーイングでは一番のロングボディ

個人的にはこの777のフォルムが一番好きです




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