男性なら時計に興味がある方は多いでしょう。
カジュアルウォッチから高級腕時計まで様々ですが、最近ではApple社からiWatchというiOSを搭載した時計まで発売するという噂もあります。
私の好みはどちらかと言うと高級腕時計のほうになります。
若い頃は高級腕時計のレプリカをオークションで購入して身に着けていました。
昔は普通にオークションなどで高級腕時計のレプリカが売っていたのです。
今ではほとんど見かけなくなってしまいましたが。
当時そういったレプリカの腕時計は1万円程でした。
レプリカとはいえもちろん見た目は本物そっくり、本物が自動巻きのものは当然レプリカも自動巻きで、よく「それ本物？」と聞かれました。
私はロレックスやオメガなどのレプリカを持っていました。
持っていたと言ってもコレクションなどではなく壊れたらまたレプリカを買うという感じでした。
2、3年くらい経つと何故か壊れるのです。
そうやって20代は過ごしていたのですが、結婚してから当時使っていたタグホイヤーのレプリカが止まってしまいました。
またレプリカを買おうかなと迷っていましたが、30歳の節目に1ついい時計が欲しいなと思いました。
特にそのタグホイヤーのレプリカのデザインが結構好きで、どうせ買うならこれの本物を買おうと決めました。
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| Tag Heuer Carrera CV2011 |
そこから500円玉貯金が始まったのです。
まず雑貨店に行き、よくある30万円貯まる貯金箱を買ってきました。
そして、とにかく500円玉が出たらそこに入れることにしたのです。
全額貯まったら妻にも取り分をあげると約束し、協力してもらいました。
それからは長かったですね。
3年間500円玉が出たらひたすら貯金箱に入れ続けました。
徐々に貯金箱が重くなっていくのも嬉しかったですね。
そしてついに貯金箱を開けて時計を買う時がやってきました。
まずは地元で高級腕時計を取り扱っている大手の時計屋に電話をし在庫を確認しました。
ところが取り扱いがないと言われます。
私は諦めて、地元はおろか市外の時計取扱店にも電話をかけまくりました。
しかし、どでも取り扱っていないのです。
あるお店で詳しく調べてもらったところ、私の欲しかった「タグホイヤー カレラ CV2011」というモデルはすでに廃盤品ということでした。
ガッカリでしたね、その為にお金を貯めてきただけに。
ですが、3年間も頑張ってお金を貯めた私にはそのモデル以外の選択肢はありませんでした。
諦めません、今度はインターネットで探しまくりました。
すると数件在庫がある店を見つけました。
しかし、すべて中古品なのです。
やはり新品で購入したかったのですが、さすがに廃盤品では無理でした。
そこは諦め中古品でもいいから、近くで現物を確認できる店を探しました。
さすがに高価なものなので、現物を確認してから購入したかったのです。
そしてようやく隣の県で在庫を持っている店舗を見つけ、電話をして在庫を確保しておいてもらいました。
店に行き、実物を確認した時はとても嬉しかったです。
本物はずっしりと重く、質感もレプリカとは違いましたｗ
多少の使用キズはついていましたが、あれだけ探した時計でしたので即購入しました。
値段は20万円でした。
ちなみにこの時計の定価は32万円程です。
タグホイヤーの時計はこれも比較的安いほうです。
ですので、30万貯めた残りのお金は約束通り妻にあげました。
妻も欲しかった鞄を買っていました。
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| ようやく購入したタグホイヤー |
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| 裏はスケルトン仕様になっています |
高級腕時計というのは、買った後も何年かおきにオーバーホールが必要です。
オーバーホールというのは、時計を分解して、洗浄や修理、時間調整などのメンテナンスを行うことです。
特に自動巻式の腕時計は長い年月使用していると、どうしても時間の精度が悪くなってしまいます。
精度だけ言えば、最近多い電波時計が最強でしょうｗ
ただ腕時計の魅力はそれだけではありませんので。
オーバーホールの値段は各メーカーにもよりますが、このカレラ CV2011のようにクロノグラフの時計ですと、他の時計に比べて高いです。
調べたところ、このモデルでは5万円程必要になります。
ちなみにクロノグラフというのはストップウォッチ機能がついた時計のことです。
私の時計でいうと上下の小さな円の秒針がストップウォッチとなっています。
実際このストップウォッチ機能で時間を図ることはまずありませんが、デザインとしてクロノグラフがついていたほうが、私としてはカッコいいです。
これから高級腕時計の購入を検討している方は、そういった所も考慮して検討してみてください。
時計の好みは人それぞれです。
値段に関わらず機能性やデザインを見て自分に合った時計をするのがよいでしょう。
TAG Heuer 公式ホームページ
タグ・ホイヤー Webマガジン
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