HIDE HOME Blog: 森山直太朗の魅力

みなさんは「さくら」という曲で誰の歌を思い浮かべますか？
私は断然、森山直太朗です。
みなさんは森山直太朗というと「さくら」のイメージが強いと多いと思いますが、他にもいい曲がたくさんありますので、今回はその魅力を紹介します。

一応プロフィールから簡単に。
彼は1976年生まれの2013年現在36歳です。
母は同じく歌手の森山良子ですね。これは有名です。
そして森山直太朗の姉とお笑い芸人のおやぎはぎ小木博明が結婚しているので、義理の姉弟の関係になります。
これも有名ですね。
大学在学中から路上演奏等を経て2001年にデビューしています。
有名になったキッカケは先程の「さくら」です。
その後どんどん曲を発表していき、有名になっていきます。

曲の魅力としては、まず歌声ですね。
歌声の美しさも去る事ながら、ビブラートの余韻がたまりません。
ビブラートというのはよく演歌などで、最後の音を伸ばす歌い方です。
「あーーーーー」ではなく「あ～～～～～」と声を揺らして歌っているのを聞いたことがあると思います。
楽曲もビブラートを生かした曲が多く、聞いていてともて心地良いです。
私が森山直太朗に惹かれた1つの理由がこれです。

そして次に歌詞です。
ビブラートを生かした楽曲とそれにピッタリの叙情的な詩の世界が魅力です。
普段私達が使わないような古い言葉、情緒溢れる言葉がたくさん使われています。
季節や風景の表現の仕方がとても美しいです。
これはJ-POPの音楽とは一味も二味も違います。
私のイメージとしては森山直太朗の楽曲は、「演歌 + J-POP ÷ 2」ですね。

ただ、森山直太朗のアルバムを聞くと前途のような美しい歌詞の曲ととても軽快な遊び心に富んだ曲と様々です。
どちらが好きかはその人の好みによりますが、私は断然前者の曲が好きです。
そういった意味では、みなさんが森山直太朗を聞いてみようと思うのでしたらベストアルバムがオススメです。

2005年に発売されたベストアルバム「傑作選 2001～2005」

かく言う私もこのアルバムから入りました（笑）

名曲「さくら」からアテネオリンピック応援ソングである「今が人生」まで、一度は聞いたことのあるような曲が結構入っています。

森山直太朗の声の、歌詞の、メロディの素晴らしさを知るには十分です。

これ以降にもとてもいい曲が発表されていますが、先程言いましたように軽快な曲も多く入ったアルバムの1曲として収録されていますので、ベストアルバムとしては現在のところこれ1枚となります。

他に森山直太朗は合唱曲も手掛けたことがあります。
平成18年度第73回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲である「虹」は、彼が作詞作曲しました。
この曲はコンクール終了後も全国の中学校合唱コンクールで歌われているそうです。
アルバム「風待ち交差点」の限定版ボーナストラックには、森山直太朗がメインヴォーカルを歌い一般の中学生とコラボレーションしたバージョンが収録されています。

最後にもう1つ森山直太朗の魅力を。
2度程彼のライブに行ったことがありますが、まず驚いたのが客層です。
あまり若い人はいません（笑）
年配の、しかも女性が多いです。

そして次に驚かされたのが歌声です。
これがCDで聞く歌声と全く同じなのです。
よくライブに行って生で歌を聞くとCDとはちょっと違ったという話を聞きますが、森山直太朗のライブに行くとCD以上の歌声を聞くことができます。
本当に歌がうまいんだなと思いましたね。

ライブの合間のトークもとても面白いです。
年配者にウケるトークをするのもすごいですが、私のような20代30代でも声を出して笑ってしまうことがあるほどです。
ライブもドームやスタジアムではなく、市民文化会館のような小規模のステージでやることも多いため、とても親近感があります。
駐車場があるところも多いので気軽に行けますね。
そういったみんなが来やすい所でライブをやってくれるのも、彼の魅力の1つでしょう。

もしこのブログを読んで森山直太朗に興味を持って、曲を聞いてくれる人がいましたらライブに行くことを強くオススメします。
もっと彼の楽曲を身近に感じることができると思います。