1Fと2Fで完全に分かれていますので、1軒にリビングや水回り等すべて2セットあります。
以前の記事でも書きましたが、私達のリビングのTVはレグザの「REGZA 55Z7」でタイムシフト録画をしています。
前回記事:REGZA 55Z7とAVHD-ZRC5でタイムシフト録画やってみた
一応知らない方のために説明しておくと、タイムシフト機能というのはTVに接続したHDDに地上波6チャンネルすべてを、24時間録画し続けるという東芝のTVならではの機能です。
もちろん録画する曜日や時間は好きに選べ、HDDの容量にもよりますが最大で一週間分ものTV番組を録画することができ、それを過去番組表を見ながら再生することができる画期的な機能です。
一方親世帯のTVは前々からPanasonicのビエラ「TH-P42V11」です。
親世帯は結構TVを見るので、「REGZA 55Z7」のようなタイムシフト機能がついたTVがオススメだったのですが、TVだけにおいそれと買い換えるわけにはいきません。
そんな時見つけたのが今回紹介する「DBP-S450」という商品。
これ一見単なるBD/DVDプレーヤーなのですが、なんとこのプレーヤー、別室にあるタイムシフト対応TVの番組を見ることができるのです!
これは素晴らしい機能、まさに我が家のためにあるようなプレーヤーです!
しかも価格は17,000円前後(オープンプライス)。
これがあれば2台目のTVでもタイムシフト機能を満喫できます。
※こちらの機械、元々は単なるBD/DVDプレーヤーで、HDMI出力しているだけですので、HDMI入力が付いているモニタであれば2台目はTVでなくてもいいです。
セット内容はこれだけです。
本体にリモコン、リモコン用電池の3つだけ。(あと説明書)
HDMIケーブルは付属されていませんので、自分で用意する必要があります。
驚いたのは本体のコンパクトさと軽さ!
メーカーのスペックを見てみると・・・
外形寸法:幅 281mm×高さ 39 mm×奥行 198 mm
本体質量:約1.1 kg
となっています。
軽いはずですね。
コンパクトですので、元々あるBDレコーダーの上のすき間にも入ります!
これも大きなメリットです。
本体の後ろ側は電源ケーブルにLAN差込口、HDMIの出力口だけとなっておりシンプルです。
早速設置して電源投入!
初めて電源を入れると初期設定ウィザードが始まります。
まずはネットワークの設定ですね。
基本的に家庭内であれば自動設定を選択すれば、問題なく繋がるはずです。
次にタイムシフトマシン連携設定。
ここで躓きます。
あれ?タイムシフトマシンが認識しない・・・。
おかしいなと思って説明書を見てみると、どうやらタイムシフトマシンでも設定が必要とのこと。
2Fの「REGZA 55Z7」の設定を確認してみます。
リモコンの設定ボタンから→接続機器設定→外部連携設定→サーバー機能設定と進んでみます。
するとサーバー機能が現在だと使用しないになっていました。
これがどうやら臭そう。
ONにしようとすると「常時 or 標準」の2パターン選べるようです。
「標準」だとTVの電源投入時しかサーバー機能が動作しないようです。
「常時」だとTVがスタンバイ状態でもサーバー機能が使えるとか。
選択の余地はありませんね。
「常時」を選択します。
2FのTVがついていないと、1Fでタイムシフト機能が使えないなんてありえませんからね。
ここから「REGZA 55Z7」の設定になります |
すると今度はバッチリ「REGZA 55Z7」を認識しました!
次に出てきたのはタイムシフト機能の更新時間の設定です。
更新時間を「切」「30分」「60分」から選べるようです。
極力随時更新して欲しいので「30分」を選ぶしかありません。
「30分」以下がないのが残念ですね。
更新をONにすると自動的に「高速起動モード」がONになるようです。
「高速起動モード」とは常にスタンバイ状態に近い状態にしておくことで、電源投入後すぐに機能が使えるようになるモードのようです。
多少待機電力を食うみたいですが、この手のものはさっと起動して気軽に使いたいですからね。
仕方がありません。
最後にソフトウェアの更新もONにして一通り設定は完了です。
これがTOP画面です。
6つのモードがあります。
- ディスク: 普通のBD/DVDプレーヤーモードですね。
- ネットアプリ: Youtubeが見れるだけのモードです。
- USB: USBメモリを挿せば、メモリ内の写真や動画を表示/再生できるようです。
- ホームネットワーク: 先程連携したタイムシフトマシンの通常録画(タイムシフトではない)を見ることができます。
- タイムシフトマシン過去番組表: 先程連携したタイムシフトマシンの過去番組表から過去番組を見ることができます。
- 本体設定: 本体の各種設定はここですべてできます。
ではまず一番の目的である別室のタイムシフトマシンから過去番組表を取得して再生してみましょう。
ここから過去番組表を選んでもいいのですが、リモコンにも過去番組表に1タッチで行けるボタンもついていて便利です。
早速番組表表示!
・・・ポン・・・ポン・・・ポン
という感じで番組表が読み込まれます。
6チャンネル×4時間分表示するのに3秒前後といったところでしょうか。
早くないです。
まぁLAN経由ですので仕方がない部分はありますね。
リモコンの緑/黄色ボタンで1ページ(4時間ずつ)表示切り替えすることができますが、表示ペースは毎回そんな感じですね。
適当に1番組再生してみます。
再生までまた待ちます。
5秒程でしょうか、待ってる時間は結構長く感じますね。
でも表示されてしまえば、キレイに映ります!
再生途中で特に止まることもありません。
スムーズに再生してくれます。
通常のTVと同じ感覚で見ることができますので問題ありません。
ただ巻き戻しや早送り機能は微妙です。
CMをスキップしたい時等早送りを押してみますが、映像が停止してしまいうまく反応してくれません。
しばらく待ってると映像が進んで一応早送りはしてるようですが、レスポンスが非常に悪いです。
巻き戻し/早送りはしないほうが懸命です。
映像がついてこず、どこまで早送りしているのか分からずCMだけ飛ばすというようなことは無理ですね。
とはいえ、別室にあるタイムシフトマシンの過去番組を見るという大目標は達成できましたので満足です。
後、これは期待していなかったのですが通常録画も見れるというのもよかったです。
通常タイムシフトマシンで録画した番組はトコロテン方式でどんどん消されていってしまうのですが、特定の番組を通常録画として別途保存できすます。
そういった通常録画として保存した番組も、「ホームネットワーク」モードから「REGZA 55Z7」を選ぶと先程と同様に見ることができ便利です。
BSチャンネル等はタイムシフト対応ではないのですが、通常録画として保存しておけば別室で見ることができます。
一応その他の機能も簡単に紹介しておきますね。
まず「ネットアプリ」ですが、先程も言いましたようにYoutubeが見れるだけのモードです。
最近のTVではTVにYoutubeが見れる機能がついている機種も多いため、どうでもいい機能かもしれませんが、我が家のビエラにはその機能はありませんでしたので・・・でもあまりTVでYoutubeを見る時はありませんね。
一応起動してみると、Youtubeが起動するまですごい遅いです。
TOP画面はこんな感じなのですが、ここを選択するだけでレスポンスが非常に悪いです。
ですので、リモコンから文字を入力して検索するというより、スマートフォンとTVを登録しておいてスマホで動画を選択してTVに映し出しという用途で使うのが一番いいと思います。
それにしてもレスポンスが悪い・・・。
次に「USB」モードですが、USBメモリに写真を入れて表示させてみましたが、写真はJPEGファイルのみ表示可能のようです。
動画はAVCHD方式のみ再生可能なようで、今回は試していません。
写真に関しては表示させれば自動的にスライドショー表示してくれますので、撮った写真を家族で大画面で閲覧するのには向いているでしょう。
※プレーヤー本体にコピーすることはできません。
次に「ディスク」モードですが、こちらは試していません。
BD/DVD再生できるのは当たり前ですが、フィルム素材映像の1080/24pダイレクト出力対応、ディープカラー出力対応、x.v.Colorにも対応しており、なんのこっちゃよく分かりません。
最後にもう1つ想定外だったのは、リンク機能です。
このプレーヤーは当然レグザリンク対応で、レグザリンク対応の東芝TVでしたら連動が可能なのですが、我が家のPanasonic/ビエラでも外部入力自動切り替えのみ使えました。
ビエラがついている時のみ、「DBP-S450」を起動させると自動的にHDMI(外部入力)に表示が切り替わります。
ただ「DBP-S450」の電源を落としてもビエラの電源までは切れませんでした。
それでも外部入力自動切り替えの連動があるだけでもありがたかったですね。
一通り使ってみた総評ですが、まずBD/DVD再生機能が要りません(笑)。
この機能を取っ払ってもっと安く販売したら、相乗効果でREGZA本体ももっと売れるのではないでしょうか(笑)。
それだけREGZAでタイムシフト機能を使用している家には打って付けな機械だと思います。
別室でタイムシフトの過去番組が見れたらどんなにいいかいつも思っていました。
レスポンスはいいとは言えませんが、LAN経由ですので仕方がない部分もあります。
メーカーオプションとして無線LAN対応の別売りアダプターもありますが、無線だったらもっと遅いのかと思うと接続は有線一択のような気もします。
それでもタイムシフト対応のREGZAが1台あれば、他の部屋でメーカー問わず過去番組が再生できるのは大きなメリットだと思いました。
もし購入を検討している方に注意してもらいたいのは、このプレーヤーですが今回紹介した「DBP-S450」以外にも「DBP-S400」「SD-410J」という似たようなモデルが発売されていますが、この別室のタイムシフト録画を再生できる機能があるのは「DBP-S450」だけです。
「DBP-S400」「SD-410J」は単なるプレーヤー機能だけですので、間違えないように注意して下さい。
価格も「DBP-S450」が一番高くなっています。
東芝 ブルーレイプレーヤー TOSHIBA REGZA レグザブルーレイ DBP-S450 返品種別A
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