それはすべての人に平等にやってきます。
老いの1つとして耳が聞こえにくくなるというのがありますね。
お年寄りと一緒にTVを見ていると音量が大きすぎると思ったり、おじいちゃんおばあちゃんの部屋のTVの音量が大きすぎると思ったことはありませんか?
そんな時に是非オススメしたいのが、今回紹介する「SC-MC20」という商品です。これはいわゆるワイヤレススピーカーなのですが、パナソニック製となっており美しいデザインとコンパクトさがウリなワイヤレススピーカーとなっています。
先程の説明だとお年寄り向けなんて思ってしまうかもしれませんが、そうでなくてもリビングとキッチンに仕切りがない住宅などで、食器を洗う音や調理音でTVの音が聞こえづらいなんて経験はありませんか?
この「SC-MC20」はそんな方にも是非オススメしたいワイヤレススピーカーです。
我が家もリビングダイニングキッチンとなっており、60歳を超え始めたテレビっ子の父が家事音でTVの音が聞きづらいと感じていたことが発端となり購入に至りました。
インターネットで検索してもワイヤレススピーカーと言われる商品は実にたくさんあります。
どれがいいのかかなり迷ってしまいましたが、今回の「SC-MC20」に決めた理由はこの商品がまさに上記のような環境を想定して作られたワイヤレススピーカーだったからです。
Panasonicの商品紹介ページにもそのような紹介がされているように、商品もリビングやダイニングの家具にマッチしたデザインが考慮され、サイズも邪魔にならないようにコンパクトに作られています。(きっとそういうコンセプトなはずです)
しかしここで1つの迷いが生じました。
パナソニック製のこのワイヤレススピーカーシリーズには2つ型式があるのです。
1つは「SC-MC10」で白と黒の2色展開がされており、価格もAmazonで6000円前後で売っています。
SC-MC10 |
もう1つか今回購入した「SC-MC20」で白と黒と赤の3色展開で、価格は9000全前後とかなり価格差があります。
型式の数字や値段から「SC-MC20」が後継機なのは一目瞭然なのですが、果たしてこの2つのモデルにどんな違いがあるのが・・・?
SC-MC20 |
1つ目は同じようなデザインでも若干デザインが違います。
「SC-MC10」はハンバーガーのような形をしていますが、「SC-MC20」は円盤型?のデザインになっています。
2つ目は電源ボタンの大きさです。
「SC-MC20」は「SC-MC10」に比べ電源ボタンの大きさを操作しやすいように2倍(12mm)に大きくしてるようです。
これは嬉しい変更ですね。
3つ目の違いが一番大きく、「SC-MC10」はAC電源と乾電池(単3×2本)稼働に対し、「SC-MC20」はAC電源とバッテリー稼働に変わっています。
同じワイヤレスですが「SC-MC20」は充電式で何度も使えるという点が大きく異なっています。
常に電源に繋いで使用をするという方にとっては大した差ではないかもしれませんが・・・。
とまぁ大きな違いはそのくらいとなっており、稼働時間や大きさ重さには大きな変化はないようです。
ちなみに重さは前機種のほうが20g程軽くなっています。
それでもあえて古い型を買うこともないと思い、思い切って今回は後継機種である「SC-MC20」を購入した次第です。
色は迷いましたが、暗めの家具にも明るめの家具にも合いそうな白をチョイス。
パッケージはこんな感じ。
無線規格はBluetooth 3.0(Class 2)となっています。
およそ10m程の通信距離がありますので、余程広い家でない限り十分ですね。
内容物は以下のようになっています。
- ワイヤレススピーカー本体
- ワイヤレス送信機
- DCケーブル[1m、ワイヤレス送信機用](1本)
- DCケーブル[2m、ワイヤレススピーカー用](1本)
- ACアダプター(2個)
- 音声接続コード(1本)
- 変換コード(1本)
となっています。
本体は手のひらサイズでかなりコンパクトですね。
どこに置いてもオシャレな感じです!
しかも軽い、たった191gしかないようです。
TVとの接続方法は2種類あり、1つはTVのイヤホンジャックを使用して音声をスピーカーに飛ばす方法。
この場合TVのスピーカーから音声は出ません。
もう1つはTVの音声出力端子をイヤホンジャックに変換して音声をスピーカーに飛ばす方法で、この方法ですとTVのスピーカーからも音声を出すことができます。
リビングダイニングのTVで使用する場合、基本みんなでTVを見ることが多いと思いますので、後者の接続方法が主となります。
※この場合、TVの音声を光ケーブルやHDMI等で別スピーカーに出力していると、TVの仕様や設定によっては同時出力されないかもしれません。
注意&確認が必要です。
※もちろんイヤホンで聞きたいという時には、本体にもイヤホンジャックが付いていますのでイヤホンを挿せばイヤホンで聞くことも可能です。
我が家も音声出力端子を使用して送信機と接続しました。
ペアリングも問題なく行えスピーカーから音が出たのですが、あれ・・・音がBGMしか出てない・・・。
番組のBGMはバッチリ聞こえるのですが、肝心の音声が全く聞こえません。
あれ・・こういうもの?まさか!なんてしばらくマニュアルとTVの設定と格闘した結果、TVと送信機のケーブルが奥まで差し込まれていませんでした(笑)。
マニュアルの「故障かな!?」にも書いてありました・・・(汗)。
これは初歩・・・お恥ずかしい!
しかしこれでバッチリ音が出ました!
音はかなりクリアな音です。
電源ケーブルを外した状態での連続稼働時間は10時間となっていますので、さすがのテレビっ子の父でも一日で充電するようなことはなさそうです。逆に充電時間も8時間と結構長めですが、夜の内に充電しておけば翌朝はまたワイヤレスで使用することができますのでそんなに問題ではないですね。
父は食事時はダイニングテーブルの上に持ってきたり、リビングでは常に自分の小脇に置いて使用しており、なかなか便利そうです。
音量はもちろんスピーカー本体でTVとは別途調節することができます。
他に「快聴音」ボタンというのがついており、このモードにすると人の音声帯域を強調してくれ、より人の声が聞き取りやすくなるようです。
実際確かに人の声が強調されたように感じますので、ニュースやドラマ、映画などを見るときに便利ですね。こういった使いやすさも、このスピーカーを選んで良かったと思えるところです。
Bluetoothスピーカーとしては若干高い買い物だとは思いましたが、デザインや大きさ、操作感や使用用途に適したモードなどを考慮すると買って良かったなと思える商品でした。
家族内でTV音声の聞こえ方に差があるお家ではとても重宝するスピーカーだと思います。
値段が高すぎると思う方は、前機種である「SC-MC10」でも十分満足できると思いますので、そちらを購入してみてはいかがでしょうか!?前機種もAmazonのレビューも高く、どちらもオススメです。
0 件のコメント:
コメントを投稿